今日は土木用語「ネコ」について紹介したいと思います。
ネコ、、、?
こんな話があります。
とある現場で、現場の親父たちが「ネコもってこい!」と新人に言い放ちました。
すると、新人が疑問に思いながらも、走り回りようやくネコを見つけ、現場に戻ってきました。
「親父、ネコ持ってきましたー!」嬉々として新人は言いましたが、「馬鹿野郎!そのネコじゃねーよ!」と怒られてしまいました。
この新人のどこがいけなかったのでしょうか?ネコはあのネコでしょう?
実は今回、現場の親父が新人に頼んだネコは・・・
使用用途は?工事現場でよく見るあいつ。
土木におけるネコとは、下記のような土などを運ぶ荷車の事です。
そんなこと言われても、新人にわかるわけがありませんよね(笑)
そもそも何故この荷車がネコと呼ばれているのでしょうか?いろいろ説があるようです。
・狭い道(catwalk)をこの荷車で進む様子が、まるでネコが狭い道を通っているような感じから、という説
・この荷車を逆さにした時、ネコの背中に似ていることから、という説
・ネコのようにゴロゴロ音を立てることから、という説
その他、色々説がありますが、やはり動物の猫との関係が強いですね。
個人的には1番上の説がしっくり来ます。皆さんももし他に説を知っていればぜひコメント欄で教えて下さい。