はじめに
一般的に交通の便がよく、大規模な商業施設やビル街が並ぶ街を“都会”、海や山、田畑に囲まれ戸建て住宅が点在する場所を“田舎”と称することがあります。
今回は“都会”と“田舎”という対立している言葉を用いますが、実際は極端に分かれているわけではなく、緩やかにつながっている形になっています。
みなさんは将来住むなら自分にとってどちらが過ごしやすいか、どう過ごしたいかを考えたことはありませんか?
今回は、“都会”と“田舎”の解説を踏まえながらそれぞれのメリット、デメリットを説明していきます!
都会
ここでは“人口が密集し、商工業が発達して多くの文化施設がある繁華な土地“として説明していきます。
メリット
公共交通の便が良い
商業・文化施設、職場や学校が集積している場所では、バスや電車などの公共交通機関の運行が頻繁に行われます。
中心市街地に近い人ほど公共交通機関が使えるため、自家用車を持つことなく移動をすることができ、便利であると言えます。
様々な職種の仕事がある
人口が集中すればするほど様々なサービスが生まれ、その分だけ様々な職種が存在します。
また、人口の少ない地域に比べると就職に関する受け皿が広く、手に職をつけやすい環境になっています。
シェアリングサービスが使いやすい
公共交通機関が発達している都会では、自分で自動車や自転車を所有する必要がありません。
必要なときに必要な分だけ借りられる環境があるため、自分のライフスタイルにあった生活を選ぶことができます。
デメリット
地価が高い
田舎・都会に限らず需要の高い土地は地価が高く設定されますが、一般的には都会の方が高く設定されます。
地価が高いと家賃や駐車場代などが高くなり、地価が安いところと同じ値段で比べると土地の広さがなって狭くしまいます。
通勤・通学がストレスに
都会の電車の通勤・通学での乗車率は200%を超えるというデータがあります。
最近は新型コロナウイルスの影響でリモートワークや時差出勤が増えているものの、通勤・通学ラッシュはもとに戻りつつあります。
都市型災害のリスクが高い
都市は建物が密集していたり、地下鉄が通っていたりするため、地震時の建物の倒壊や豪雨時の地下の浸水が懸念されます。
現在は都市型災害について対策がされていますが、近年の気候変動や想定を超える自然現象には注意が必要です。
田舎
ここでは“都会から離れた土地”として説明していきます。
メリット
地価が安い
人が集中していない場所は比較的地価が安いです。
その分家賃や駐車場代が安く、場合によっては自分の土地を持つことができます。
自然によるリラックス効果が得られやすい
都会にくらべ自然に囲まれており、騒音や人ごみから離れた生活をすることができます。
田畑や森林などを散歩することでストレスの解消が望めます。
行動するプロセスが楽しめる
商業・文化施設に行く際の電車の移動時間や自動車の運転時間などを一人で楽しんだり、友人家族と楽しみを共有したりできます。
自宅の空いたスペースでDIYや庭で植物の栽培などを楽しむことができます。
デメリット
商業・文化施設が遠い
商業・文化施設までの距離があるため、移動に時間がかかってしまいます。
また、移動自体にお金もかかるため、ある程度の準備が必要です。
独自のコミュニティが存在する
田舎には環境が変わりにくいため、その土地に住む人々のコミュニティが存在します。
新しく移住する人々にはなれない環境である可能性もあるため、注意が必要です。
モノを持つことでコストが発生する
自動車、家、土地などを持つことで、ローンや点検・維持管理のための時間が必要であるため、お金や労力面でコストが発生します。
モノをもつということは、それだけ責任を伴うことなので、被災や相続などの問題も出てきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回は“都会”と“田舎”のもつメリット・デメリットについて説明しました。
個人的には都会の“シェアリングサービス”や田舎の“プロセスを楽しむ”点が特徴的であると考えています。
都会や田舎、それぞれ特徴があり、自分にあったライフスタイルが選択できると思うので、今後の生活の参考にしてくだい。