トンネルとは?

ドボク大学の川﨑です。

車や電車での移動で何気なく通っているトンネルですが、道路や鉄道以外での用途や歴史を知らない人は多いと思います。

今回はトンネルの用途と歴史について解説していきたいと思います。

トンネルとは?

まずは、トンネルの定義から見ていきましょう。専門家の間では次のように定義されています。

トンネル

トンネルとは、計画された位置に所定の断面寸法をもって設けられた地下構造物で、その施工法は問わないが仕上がり断面積が2㎡以上のもの

簡単に言うと、山や地下に設けられた入り口と出口のある空間のことです。

参考 トンネルとは?一般社団法人日本トンネル技術協会

道路以外にも使われているトンネル

トンネルと聞くと道路や鉄道のトンネルを思い浮かべがちです。しかし、道路や鉄道のような交通の用途以外でも使われています。

例えば、蛇口をひねると出てくる水が通る上水道や洗濯や食器を洗ったあとの生活排水が通る下水道がありますよね。これらはそれぞれ水道トンネル下水道トンネルと呼ばれています。

実は他にも、電気や通信、ガスなど私たちが生活するのに必要なものの通り道としてトンネルは使われています。

見えるところはもちろん、見えないところでも私たちの生活を支えているのが「トンネル」なのです。

トンネルの歴史

日本で「トンネル」という言葉を明治初期に日本に広めた有名な人物の一人は、福沢諭吉と言われています。1867年に執筆された「條約十一國記」のイギリスの項に「トンネル」のことが紹介されているそうです。

それまでは、「トンネル」は「隧道(すいどう)」と呼ばれていました。隧は本来、「墓穴に通じる道」という意味でしたが、英語の「tunnel」の訳語に使用されるようになると、「隧道」は現在と同義の「山腹に穴を掘って通じた道」という意味になったそうです。

しかし、「隧道」は「水道」の普及に伴い、混乱を避けるために「ずいどう」と読むようになりました。そして、昭和40年代には、ほとんどが「トンネル」という語に統一されました。

このようにして「トンネル」という言葉は定着しました。

トンネルという単語は突然生まれて一気に普及したのではなく、じわじわと普及していったようです。

参考文献は以下の通りです。

トコトンやさしいトンネルの本 (今日からモノ知りシリーズ) [ 土門 剛 ]
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