3次元モデリングすることの利点をザーッと紹介!【手軽に3Dモデリングについて知りたい人向け】

はじめに

国交省がBIM/CIM原則化を2年前倒しにすると発表し、残り3年となった現代。原則化まであと5年と言われていた中で、急にあと3年と発表され、焦っている方もおられるのではないでしょうか。
3年で、人材育成はなかなか急に出来ませんし、何より組織体制や社内事情等も関係する為、中々やりたくても動けないところもあると思います。
そんな方向けに、組織体制や推進の前に知ってもらいたいと考え、まずは3Dモデリングの利点をこの記事を通して紹介していきたいと思います。

3DモデリングとはBIM/CIMではない

大前提として、非常に大事なことを言います。まず、3Dモデリングを行っただけではBIM/CIMとは言いません。
BIM/CIMとは、3Dモデリングをツールに、業務を効率化したり、低下する業界生産人口に対してどう生き抜くかを考える、マネージメントのことです。
しかし、まずはなんと言ってもモデリングが出来なければ意味がないので、3Dモデリングをすることでどのような利点があるのか紹介していきましょう。

利点① 図面修正における整合性を確保できる!

現在の土木業界における一般的な進め方として、設計計算⇒各種2次元図面⇒数量拾い⇒報告書作成⇒納品、というのがざっくりな仕事の流れだと思います。
この中で、ヒューマンエラーが起きやすい点は、例えばどこでしょうか?一つ目は、各種2次元図面を作成する場面です。作成して完成ではなく、もちろん修正のタイミングもあるわけですから、一つの図面を修正すれば、当然関係する図面も修正しなければいけません。
しかし、いくら関係する図面とは言え、2次元図面同士はインタラクティブに繋がってはいませんから、しっかり全体を把握している人でなければ、図面の修正をきっちりこなすことは出来ず、設計者に依存した作業になりがちでした。
とはいえ、設計者も人間ですから、いくら分かっていても、様々な外部要因で、ミスを起こす可能性があります。うっかり忘れといった防ぐことが中々難しい部類のミスです。
しかし3Dモデリングを使えば、こういったうっかりミスはすべて防ぐことが出来ます。いや、防ぎようがないわけがないというのが正しいでしょうか。
なぜなら、3Dモデルから直接図面を好きなところで切り出せることが出来るので、図面作成は一瞬で出来ますし、3Dモデルを修正すれば、切り出した図面も修正され、関連する箇所の図面を自動で修正されます。ミスをしようがないのです。
そこで、ミスが起きるとすれば、そもそも3Dモデルが間違っているという点に尽きますので、原因究明は簡単ですよね。
また、3Dモデル修正は、担当する設計者がモデリングが出来る人に頼んでも出来るわけですから、これまで設計者に依存していた作業も、周囲の人が出来るようになります。
本来設計者がやるべき仕事に、設計者の頭脳を使えるわけですから、もっと質のよい仕事が出来そうですよね!

利点② モデルに情報を持たせておけば、数量計算書作成にかかる時間を減らすことが出来る!

情報を持たせるってどういうことよ?と思われる方向けに、紹介します。BIM/CIMの世界では、3Dモデルに情報を持たせる際、その情報を『属性情報』と呼びます。では、その情報とは何か?ずばり3Dモデルに関する情報そのものです。
例えば、コンクリートの体積だとか、この構造物を建造するのにどれくらいの面積の型枠が必要だとか、そもそもこの構造物はどの部分を指すのかなど、モデルに関するあらゆる情報を指します。
これら情報をあらかじめ3Dモデルに持たせておくことで、非常に大きな恩恵を受けることが出来ます。
それが、数量計算に係る時間を大幅に減らせることです。
皆さんの会社では、数量計算はどのような方法を用いてますか?アナログに、手入力でちくちくされていますか?より時間を減らせれば最高じゃないですか?
そこで、3Dモデリングをツールとして、数量計算書作成に係る時間を大幅に削減し、自社仕様の数量計算書をバシッと作成し、その内容の確認作業だけで良ければ、より生産性が上がると思いませんか?

利点③ 人材育成のツールとして使える!

3Dモデリングは、上記のような業務効率化やミス防止といった生産活動に大きく影響を及ぼします。これは人材育成にも同じことが言えます。若手への理解度向上ツールとして、3Dモデリングで社内の理解度を一致させることも出来ます。
マネージメントを行う管理職の方であれば、作業をする若手には確実に内容や目標等を共有したいですよね。ぜひ検討してみてください。昔からのことわざにもある通り、『百聞は一見に如かず』です。もはや管理職や上司が逐一、2次元図面を用いてコテコテ説明する時代は既に遅いのです。

利点④ ソフトによっては、自社に見合った機能を拡張可能!

3Dモデリングをする為には、専用のソフトが必要なわけですが、中には会社の内部事情に合わせて、機能を好きに開発できる拡張性を持ったソフトも存在します。例えばAutodek製品のRevitやCivil 3Dは、Dynamoというビジュアルプログラミングを用いた開発ツールが標準で付いており、その使い勝手の良さから、便利に使われています。
そのほか、川田テクノシステムズによるV-nas Clairは、CSV作図という機能などを持ち合わせており、拡張性に富んでいる機能を持つ製品ほど優秀な3Dモデリングソフトだと言えます。

使い方次第で、生産性を上げる神ツール

いかがでしょうか?
ざっくり紹介していきましたが、参考になりましたでしょうか?
生産性を上げたい!という方はぜひ3Dモデリングに挑戦してみてくださいね。
次の記事では、3次元CADソフトがどのようなものがあるのか紹介していきたいと思います。
なお、このサイトを運営しているONESTRUCTION株式会社も、3Dモデリングについての事業を実施しているので、もし良かったら覗いてみてください。

 

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