日本のトレンド?国土交通白書とは

ドボク大学の小川です。

みなさんは国土交通省総合政策局が発行している国土交通白書というものをご存知ですか?

国土交通白書とは国土交通省が一年に一度発行するオープンデータの一部であり、日本人の生活や意識の変化、技術の発展などをまとめ、国土交通政策の動向を記したものであり、日本のトレンドと言っても過言ではないものです。

特にこれらのデータは土木の分野のみならず社会科学すべての分野に通じるものがあるので、一年間の業務や生活などで重要な指標になるでしょう。

今回は令和元年版国土交通白書の第Ⅰ部に着目し、内容を抜粋して読み解いていきます!

参考 国土交通白書-国土交通省国土交通省

第1章

キーワードは「平成の振り返りと日本人の美意識の変化」です。

少子高齢化問題やGDPの推移に触れつつ、平成において最も進展したICT(情報通信技術)について記されています。

ICTは「Information and Communication Technology」の略称であり、インターネットやコンピューター、ビックデータなどを示しており、ICTの進展により、個人や社会で取り扱う情報量が現在も増加し続け、人々の生活様式を大きく変化させました。

日本人の感性(美意識)に関して、技術が発展し続ける社会の中で「物の豊かさ」から「心の豊かさ」を重視した生き方を望む人が増えている傾向にあるそうです。

第2章

第2章では主にICT技術と国土政策の関連や、日本人の美意識と景観・歴史・空間の扱いについて記されています。

ICT技術の進歩は国土交通政策と密接に関わりを持ち、これまでに土木の分野に大きな影響を与えました。

交通分野では交通ICカードの普及やETCの導入による料金所の渋滞の減少、建設の分野では建設現場の省エネルギー化やICT化に力を貸しています。

また、平成における日本人の美意識の変化から歴史・文化や自然を重視した国土交通政策が行われてきました。

例では2008年に制定・施工した「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史街づくり法)」や、歴史的・文化的価値のある建築物の保存を通して日本らしさを演出する取り組みが行われてきたことが示されています。

第3章

キーワードは「新しい時代と国土交通政策」です。

第3章ではこれまで示した新技術や日本人の美意識を踏まえつつ、今後の国土交通政策の在り方について考察した内容となっています。

現在、新技術をふまえた未来の社会像として超スマート社会(Society 5.0)という概念が提唱されています。

超スマート社会(Society 5.0)とは?

必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な分だけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細やかに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な違いを乗り越え、生き生きと快適に暮らすことのできる社会のこと

さらに、交通技術の発展から将来の社会は人々が「時間的・場所的な制約」から解放されると予想されており、リニア中央新幹線や自動運転の開発はまさにその前兆といえるでしょう。

また、日本人の感性(美意識)を取り込んだ生活空間を踏まえ「真の豊かさ」につながる、優しく、懐かしく、洗練された新しい空間づくり「生活空間革命」も現在提唱されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は日本のトレンドである国土交通白書の解説を一部抜粋して行いました。

本文には記載されていないですが、第Ⅱ部では今後の具体的な政策や社会の予想について記されているため、興味のある方は下のURLから見ることができます。

近いうち、令和2年版国土交通白書が発表されると思われるのでぜひご覧ください!

 

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