土木と公共事業関係費

はじめに

道路や河川、公園など公共構造物とみなされるものは国の財源により賄われ、作られています。令和2年度の一般会計歳出は約102兆円となっており、そのうちの6.7パーセントが公共事業関係費です。金額に直すと6.8兆円になります。皆さんはこのお金が一体どのように使われているかご存じですか?結論から言うと大きく分けて6つの項目に分けられ、費用が割り振られています。今回は公共事業関連費が何に使われているのかをこれまでのお金の使い道から紐解いていきます。

治山・治水

治山

林野庁によると治山事業は以下のように説明されています。

治山事業は、森林の維持造成を通じて、山地災害から国民の生命・財産を保全するとともに、水源の涵養、生活環境の保全・形成等を図る重要な国土保全政策の一つです。

参考 治山事業林野庁

事業内容は荒廃渓流の整備、過密状態の保安林の整備、山腹工の施行などです。

治水対策

思い浮うかべやすいものは一般河川改修事業(氾濫対策や治水工事など)です。治水対策では洪水氾濫を対策・流域治水・高潮・津波対策に関する事業などがあります。

道路整備

対象となる道路は4つに分類されており、市町村道、都道府県道、一般国道、高速自動車国道です。道路事業は渋滞対策、交通安全、維持管理等を目的に行われています。

住宅都市環境整備

住宅都市環境整備は人々の生活に関わる社会基盤の新設・管理などを行っています。住宅対策、都市環境整備(市街地再開発や都市再生推進事業など)に分けられています。

公園水道廃棄物処理等

公園や公衆衛生等を対象とした整備を行うものです。分類すると国営公園、下水道、都市公園・緑地保存、廃棄物処理施設整備、工業用水道の整備など幅広く展開されています。

社会資本総合整備

社会資本総合整備は社会資本整備総合給付金として用いられます。社会資本整備総合給付金は国土交通省所管の地方公共団体を対象に支給されるものであり、比較的自由度の高い交付金とされています。地方公共団体は概ね3〜5年の社会資本総合計画を提出し、申請することができます。対象の事業は社会資本の基幹事業(インフラ、都市の整備)の他に関連社会資本整備事業や効果促進事業などがあります。

港湾空港鉄道等

港湾・空港・鉄道などはそれぞれの整備計画にのっとり整備を行います。

まとめ

いかがでしょうか。皆さんの払われた税金は公共事業関係費としてこのような使われ方をしていました。生活に直接関わるインフラの整備から、間接的に関わる治山や環境整備まで幅広く展開されています。その中でも特に費用が多く当てられるものは社会資本総合整備と道路整備事業であります。国土交通省では毎年、予算・決算を公開しているため見てみると今後の生活の参考になるのかもしれません。

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