はじめに
私は先日、防災士の試験を受けてきました。
今回は、防災士の研修や試験などの内容について紹介していきます。
無事合格することができたので、今後受験される方の参考になればと思います。
概要
私は鳥取県の中部会場で防災士試験を受験しました。
事前のレポート課題を提出し、二日間研修を受け、試験で合格点をとることで防災士を取得することができます。
レポート課題について
レポート課題は、防災士教本の一部が空欄になっているものを穴埋めするものでした。
当日の研修では勉強できない部分をレポート課題によって勉強できるようになっています。
研修について
研修では、大学の先生や災害ボランティアの方などのお話を聞きました。
防災の最前線で活躍されている方のお話が聞ける貴重な機会となっています。
試験について
試験は30問で8割(24問)正解で合格となります。
四択問題で、防災士教本に書かれていることが問われます。
※この二日間の研修以外にも救命講習を受講する必要があります。
以前の記事で防災士について解説したものがあるので、もっと詳しく知りたい方は読んでみてください。

以上が防災士を取得するまでの流れです。
どんな知識が要求されるのか
- 防災の基礎知識
- 防災士の役割
- 地理や地学の知識
- 防災に関連した医療知識
試験では、これらの知識を問われました。
例えば、地震のときにガスコンロの火の取り扱いについてや火砕流についてなど防災に関する幅広い知識が問われます。
防災の基礎知識や防災士の役割については防災士教本をしっかり読み込んでおくといいでしょう。
加えて中学校や高校の地理や地学の知識があると、少し有利だと思います。
どんな人が受講していたか?
自分たちのような学生や自治体の人など、幅広い年齢の人が受講していました。
中学生も受験していたのは驚きでした。防災に対する興味関心や意識の高さに年齢は関係ないことに気づかされました。
年齢制限がないので、だれでも受講できます。つまり、だれでも防災士になるチャンスはあるのです。
災害の多い日本に住んでいる以上、災害に巻き込まれることは他人ごとではありません。
そんなとき自分の身はもちろん、家族や友人など大切な人を守るためにも少しでも防災を勉強してみませんか?
私もこれから防災士として少しでも役に立てるように活動していきたいです。