斜面災害から人間を守る

ドボク大学の川﨑です。

僕は、高速道路や山道を車で走っているときに斜面にある凹凸が何なのか、疑問に思っていました。みなさんの中にも同じような疑問を持ったことがある人も多いと思います。しかし、斜面にある凹凸の正体や必要性について知っている人は少ないと思います。

だから、今回は斜面にある凹凸の正体と必要性についてみていこうと思います。

地盤工学 Civil Engineering (ゼロから学ぶ土木の基本) [ 内村太郎 ]
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凸凹の正体とは

この凹凸はアンカープレートの一種で、斜面災害の危険度の高い斜面を補強するためのものです。危険度の高い斜面を補強するために、いくつか方法があります。その一つとして、アンカー工法というものがあります。

アンカー工法とは

グラウト材
コンクリートの継ぎ目やひび割れなどの細かい隙間をふさぐために用いられる、流動性のあるモルタルのこと。
モルタル
砂とセメントと水を混ぜて作る建設材料のこと。

斜面にワイヤーを挿入して、グラウト材で先端を基盤層に定着させます。ワイヤーに張力をかけて斜面を基盤層に押さえつけることで、すべり面の抵抗力を大きくすることができます。そうすることによって、斜面崩壊の発生を抑えることができます。

アンカー工法には、他にもさまざまな種類があるようです。しかし今回は、僕の学習がまだ進んでいないので、触れないでおきます。今後、斜面補強に関する学習が進み次第、記事にしたいと思います。

アンカー工法による斜面補強の必要性

雨が降ったときに起こる土砂崩れを想像してみてください。地表面が水を含んで柔らかくなって、それが地面を滑り落ちることによって土砂災害は起こります。

そこで、滑り落ちようとする地盤や土砂を力で支える役割を担っているのがアンカー工法による斜面補強なのです。

緑化も進んでいる

自然生態系の維持、修復、保全するため、周辺の自然景観との調和にさせるために最近は、緑化も進んでいるようです。

参考 自然公園における法面緑化指針 解説編 平成27年10月 環境省自然環境局28386

もちろん、斜面補強をして、周辺に住んでいる人たちを守ることは大事です。しかし、それを理由に生態系を破壊してよいわけではありません。今後はもっと環境に配慮した斜面補強がされて、人間も環境もお互いにwinwinな状態になるといいですね。

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